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三星電子、世界最大生活家電市場の米国で13期連続の市場シェアトップ

三星電子、世界最大生活家電市場の米国で13期連続の市場シェアトップ

Posted July. 31, 2019 09:25,   

Updated July. 31, 2019 09:25

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三星(サムスン)電子が、世界最大生活家電市場である米国で、13期連続で市場シェアトップの座を守った。特に乾燥機が2017年と2018年に続き、今年上半期も市場シェアトップとなり、洗濯機、冷蔵庫に続いて新たな強者として浮上した。

30日、米市場調査会社トラックラインによると、三星電子は洗濯機、冷蔵庫、乾燥機、食器洗い機、オーブンなどの生活家電製品の今年第2四半期(4〜6月)の米市場シェア調査で21.3%(販売金額ベース)を記録し、13期連続でトップの座を守った。第2四半期基準で、ワールプール(17.3%)、LG電子(16.1%)、ゼネラル・エレクトリック(GE・14.4%)、ケンモア(5.5%)などが三星電子を追っていることが分かった。

特に2006年に米市場に進出した乾燥機の業績が目立った。昨年まで2年連続で米市場シェアトップを記録した乾燥機は、今年第1四半期に続き、第2四半期もシェアトップの座を守った。

米情報技術(IT)専門メディア・デジタルトレンドは最近、三星電子の乾燥機について、「使用環境に応じて様々な乾燥モードを提供し、耐久性も優れている」として、「最も信頼できる乾燥機」に選んだことがある。また、乾燥空間が2つに分かれており、セーター、ブラウス、スカーフなどの敏感製品を個別に乾燥できるように設計された「フレックスドライ」製品を「最高のデュアル乾燥機」に選んだ。

業界関係者は、「米消費者は、洗濯機と乾燥機を一緒に購入する傾向があり、乾燥機の普及率が80%にのぼる」とし、「洗濯機で得られた三星電子の生活家電のブランドパワーが、乾燥機まで広がっている」と語った。

三星電子は、米市場で冷蔵庫と洗濯機においても今年上半期にトップを守った。冷蔵庫の第2四半期のシェアは25.3%で、13期連続でトップの座を守った。洗濯機も第2四半期のシェア(25.3%)が第1四半期(22.3%)に比べて3.0%ポイント伸びて、上半期基準でトップとなった。

生活家電事業部のソン・ミョンジュ常務は、「世界最大市場で1位を達成したのは、三星の製品力が世界的に認められたことを意味する」とし、「国内でも製品の利便性をより多くの消費者が経験できるように努力したい」と語った。


柳根亨 noel@donga.com