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金日成主席25周忌で内部結束を固める北朝鮮

金日成主席25周忌で内部結束を固める北朝鮮

Posted July. 08, 2019 08:49,   

Updated July. 08, 2019 08:49

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北朝鮮が、金日成(キム・イルソン)主席25周忌(8日)を迎え、追悼ムードを強調し、大々的な体制宣伝に乗り出した。北朝鮮が5年ごとの節目に当たる年に特に盛大に祝ってきたことから、今年の追悼大会はキ金正恩(ム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が参加するという観測が流れている。

労働新聞は6日、ロシア、モンゴル、スロバキアなどで金主席の業績を称える回顧委員会が結成されていると伝えた。「わが首領様の恩恵」と題する文章では、「時代と革命の前に不滅の業績を残した最も傑出した首領、希代の政治元老」と金主席を称えた。同紙は、4日と5日にも職業同盟が金日成回顧音楽会を行い、朝鮮農業勤労者同盟が回顧会を開いたと伝えた。

正恩氏は2014年、金日成20周忌中央追悼大会に参加して以降、不参加だったが、今年は25周忌なので参加する可能性が高い。ただ、正恩氏が参加するとしても、制裁解除要請など対外メッセージではなく内部結束を強調するという見方もある。このほかに、金日成主席の遺体が安置された錦繍山(クムスサン)太陽宮殿の参拝、記録映画の上映会などの芸術行事も予想される。


パク・ヒョモク記者 tree624@donga.com