Go to contents

文大統領、「政治自ら統合の政治ができない」

文大統領、「政治自ら統合の政治ができない」

Posted July. 04, 2019 09:24,   

Updated July. 04, 2019 09:24

한국어

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は3日、教会の主要教団長と会い、「平和を作り出し、南北間の同質性を回復し、再び一つになる過程でキリスト教界が先頭に立ってほしい」と呼びかけた。

文大統領は3日、大統領府で教団長招請昼食会を開き、「キリスト教に望むことがある。これまでの役割に加えて、平和に向けた役割をしてもらいたい」とし、このように話した。昼食会には、大韓イエス教長老会合同イ・スンヒ牧師、大韓イエス教長老会統合リム・ヒョンソク牧師、キリスト教韓国浸礼会パク・ジョンチョル牧師、大韓聖公会ユ・ナクチュン主教、韓国救世軍キム・ピルス士官らが参加した。

文大統領は、教団長に社会統合に向けた役割も呼びかけた。文大統領は、「過去のように独裁・反独裁、民主・非民主ではなく、新しい時代に向かって手を握って進む統合の知恵と統合の民主主義が必要だが、ご承知のようにうまくいっていない」とし、「政治がしなければならないことだが、政治が自ら統合の政治をできずにいるため、キリスト教界がさらに(役割を)してくれると有難い」と述べた。

そして、「韓国社会でキリスト教が持つ比重と影響力は大変大きい。教会信者も多いが、韓国社会が発展してきた過程でキリスト教が果たした役割がそれだけ大きかった」と評価した。文大統領が就任後、特定の宗教指導者だけを大統領府に招待して昼食会を開いたのは初めて。

一方、昼食会には、大統領下野発言などで論議をかもした韓国キリスト教総連合会のチョン・グァンフン牧師は招待されなかった。大統領府関係者は、「昼食会の参加者は、『主要教団長』が基準だが、その基準に合わず、参加者リストに含まれなかったようだ」と伝えた。


韓相準 alwaysj@donga.com