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ネイバー、「自律走行用ソウル地図を年内に完成」

ネイバー、「自律走行用ソウル地図を年内に完成」

Posted June. 26, 2019 08:13,   

Updated June. 26, 2019 08:13

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ネイバーの技術開発子会社であるネイバー・ラボラトリーズが、自律走行の商用化のための「エイシティー(A-CITY)」のロードマップを25日発表した。エイシティーは、自律走行ロボットのように様々な形態の機器が都心のあちこちを自ら移動しながら、新たな方式の「接続」を創造するという意味で、ネイバー・ラボラトリーズがつけた名前だ。

同日ネイバー・ラボラトリーズのソク・サンオク代表は、ソウル龍山区(ヨンサング)にあるドラゴンシティソウルで開かれた「ネイバーミートアップ(Meet-up)」イベントで、「高性能センサーと人工知能(AI)ロボットなどが急増したことで、物理的空間と仮想空間との境界が崩れている」と語った。さらに、「これまでパソコンやスマートフォンなどのオンラインのみで提供していたネイバーのサービスを日常的に拡張し、複数の情報サービスを提供する計画だ」と明らかにした。

ネイバーサービス拡張の具体的なモデルとして提示したエイシティーの実現のために、ソク代表は、「室内、道路、歩道などのすべての空間を高精密地図データに統合して、状況に応じて変容が可能な知能型自律走行マシンを構築したい」と明らかにした。さらに、「今年初め、世界家電見本市(CES)で披露した。グローバルリーダーシップを確保した関連技術をより速やかに発展させたい」と強調した。

実際エイシティーの構築のための先行技術の開発現状も公開した。ネイバー・ラボラトリーズによると、全地球測位システム(GPS)の信号をキャッチする時、陰影地域が多く発生せざるを得ない都心では超精密地図(HDマップ)の精密な製作と早い更新が自律走行実現のカギとなる。ぺク・ジョンユン自律走行グループリーダーは、「ネイバー・ラボラトリーズは、米自動車工学会(SAE)基準でレベル4の自律走行技術を実現するためのすべての技術を独自に確保している」とし、「今年中にソウル市内の往復4車線以上の主要道路2000キロの超精密地図を完成する計画だ」と明らかにした。


金在亨 monami@donga.com