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ウッドランドが全米オープン優勝、メジャー初制覇

ウッドランドが全米オープン優勝、メジャー初制覇

Posted June. 18, 2019 08:37,   

Updated June. 18, 2019 08:37

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飛ばし屋たちの勝負はパーオン率で分かれた。

17日、米国カリフォルニア州のペブルビーチ・ゴルフリンクス(パー71)で行われた米男子ツアー(PGA)の第119回全米オープン(賞金総額1250万ドル=約148億ウォン)。ゲーリー・ウッドランド(35)が世界ランキング1位のブルックス・ケプカ(29=以上米国)の追撃を3打差に逃げ切り、通算13アンダー271で優勝を飾った。プロデビュー13年目になるウッドランドの通算4勝目で初のメジャータイトルだ。

バスケットボール(ウイッシバーン大学)とゴルフ(カンザス大学)の特技者奨学生として2つの大学に合格した独特なキャリアを持つウッドランドは、最終ラウンドを首位でスタートしたPGAツアー7大会で、悉く逆転負けした恨みを晴らした。

一見、見間違えるくらい顔が似ている二人は、PGAツアーの名だたる飛ばし屋だ。シーズンのドライブショットランキングはウッドランドが11位(309.1ヤード)でケプカは13位(308。8ヤード)。今大会では並んで5位(310.8ヤード)だったが、フェアウェイキープ率も22位タイ(71%)だった。

二人の優劣がついたのは最終ラウンドのパーオン率だった。ウッドランドは決勝ラウンドに進出した79人(平均60%)のうち1位(83%)でケプカも11位タイ(72%)と悪くなかったが、その僅かな差が勝敗を分けた。

メジャーハンターのケプカは5番までに4バーディーを奪って勢いに乗ったが、114年ぶりの全米オープン3連覇には失敗した。グリーンを逃した8番(パー4)と12番(パー3)でのボギーを足を引っ張った。その代わり、ケプカは、全米オープンで4日連続の60台のストローク(69、69、68、68)を記録しながらも優勝できなかった最初の選手という嬉しくない珍記録を打ち立てた。


アン・ヨンシク専門記者 ysahn@donga.com