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「コリアンモンスター」柳賢振、7回2失点好投も勝敗付かず

「コリアンモンスター」柳賢振、7回2失点好投も勝敗付かず

Posted June. 18, 2019 08:37,   

Updated June. 18, 2019 08:37

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ロサンゼルス・ドジャースの「コリアンモンスター」柳賢振(リュ・ヒョンジン=32)が9勝のジンクスを超えることができなかった。

柳賢振は17日、ロサンゼルスの本拠地ドジャーススタジアムで行われたシカゴ・カブス戦で7回7被安打8奪三振2失点(非自責点)と好投した。2-2で並んだ8回表にロス・ストリップリング(30)にマウンドを渡して勝敗がつかない状態でベンチに下がり、シーズン10勝目と、メジャー通算50勝達成は次戦以降に持ち越された。

この日の失点はいずれも非自責点と記録され、防御率は1.36から1.26に下がり、メジャーリーグ全体1位の座をさらに固めた。同部門2位のルイス・カスティーヨ(27=シンシナティ・レッズ、2.20)との差は1点近くまで開いた。直近の3試合で連続四球を一つも許していない。

柳賢振は11日のロサンゼルス・エンゼルス戦でも6回1失点と好投したが、同僚たちの援護を受けられず、勝ち星を重ねることができなかった。

1回表に先頭打者ハビアー・バエズ(27)を三球三振に打ち取るなど5回まで59球で無失点行進を続けた。ところが1-0でリードした6回表に先頭打者バエズを野手の失策で出塁させた後、クリス・ブライアント(27)のテキサスヒットが続き、柳賢振は無死1、3塁のピンチを迎えた。その後、走者が全員ホームに生還し、1-2の逆転を許した。先頭打者の失策による出塁後に、「守備シフト」で点数を与えたため、柳賢振の失点は全て「非自責点」として記録された。柳賢振は同点となった状況で交代し、勝敗はつかなかった。

前日に1-2で逆転負けを喫したドジャースは8回裏にラッセル・マーティン(26)が決勝打を放ち、3-2で逆転勝ちした。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、「強い打球はなかった。カブスの打者たちは柳賢振のボールをまともに攻めることができなかった」と言い、柳賢振の投球を称賛した。

好投を続けている柳賢振は22日、本拠地でのコロラド・ロッキーズ戦でシーズン10勝目、メジャー通算50勝に3度目の挑戦に臨む。


金培中 wanted@donga.com