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韓国サッカーは新しい心臓を得た

Posted June. 17, 2019 08:45,   

Updated June. 17, 2019 08:45

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「ゴールデンボール賞は僕ではなくワンチームが受けたんです。兄貴たちのお陰です」

若き太極(テグク)戦士たちの「楽しい旅」は十分国民の胸を躍らせた。最年少のリーダー、イ・ガンイン(18=バレンシアCF)という韓国サッカーの新しい心臓を得たのは、何よりも大きな収穫だった。

チョン・ジョンヨン監督(50)率いるU-20日本代表チームが16日(韓国時間)、ポーランドのウッチで行われた国際サッカー連盟(FIFA)U-20ワールドカップ(W杯)決勝でウクライナに1-3で逆転負けした。しかし、イ・ガンインは準優勝チーム選手では異例に最優秀選手に贈られるゴールデンボール賞を受賞し、世界のサッカーファンに自身の名を知らせた。ディエゴ・マラドーナ(1979年)、リオネル・メッシ(2005年)、セルヒオ・アゲロ(2007年=以上アルゼンチン)、ポール・ポグバ(2013年=フランス)など後日、世界的なスタープレイヤーになったセンスたちが受けた賞だ。

韓国男子選手がFIFA主催大会でゴールデンボール賞を受賞したの初めて。以前は2002年の韓日W杯で洪明甫(ホン・ミョンボ)がブロンズボール賞を受賞したのが最高の成績だった。それだけ2得点4アシストを記録し、韓国の9得点のうち6得点に絡んだプレーメーカーとしての活躍は際立った。

嬉しいのはイ・ガンインは18歳でチームの最年少であることだ。フィジカルや経験面で代表メンバーの殆どを占める20歳の選手に比べて不利な状況下で挙げた成果だ。18歳のゴールデンボール賞受賞は2005年のメッシ以来14年ぶりだ。


李承鍵 why@donga.com