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「自由が恋しい」 自分ならではの幸せ探しに出たおもちゃ

「自由が恋しい」 自分ならではの幸せ探しに出たおもちゃ

Posted June. 17, 2019 08:39,   

Updated June. 17, 2019 08:39

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「さようなら、相棒」

3話で完璧なエンディングを披露したカウボーイのおもちゃ「ウッディ」が、9年ぶりに帰ってきた。子供の幸せがおもちゃの役割なら、押入れの中で放置されている古いおもちゃの幸せはどこで見つけることができるのだろうか。

「トイ・ストーリー4」は、アンディが大学に進学したことで、新しい持主「ボニー」に出会ったウッディが、幼稚園という新しい世界と出会うボニーの面倒を見るために努力する姿からスタートする。ボニーは、ゴミ箱に捨てられた使い捨てフォークで、新しいおもちゃ「フォーキー」を作るが、フォーキーはおもちゃの運命を拒否したまま、絶えずゴミ箱を探して脱出を試みる。ボニーのためにフォーキーを探しに出たウッディは、見知らぬアンティークショップで自由に暮らしている昔の友人「ボー・ピープ」と偶然出会って、どたばた冒険を通じて「無限の彼方へ」新しい世界を経験することになる。

「ウッディとバズがアニメのキャラクターではなく、人間だったら4話への出演を承諾したのだろうか」という懸念は飛ばしてしまってもよい。作品のメッセージは、先に出てきた3本と全く異なる方法で硬くなって深まっている。その中心には、おもちゃの運命を拒否して自由を求めて出た焼き物人形キャラクター「ボー・ピープ」がある。

子供を幸せにすることが、すべてのおもちゃの崇高な使命だが、ボー・ピープはピンクのスカートを脱ぎ捨て、自ら幸せになるために新しい世界に飛び込む。ウッディを助けて、カーニバルや骨董品店でフォーキーを助ける作戦に踏み切ったとき、ボー・ピープは、以前のどんなキャラクターよりも勇敢で賢明な姿を誇る。

1995年、その時、その時代の童心をそのまま秘めたウッディ役のトム・ハンクス、バズ役のティム・アレンの声は、すでに子供のおもちゃを整理する年齢になった観客たちにも、ジーンとくるものを抱かせる。「ジェシー」「レックス」など、うれしいキャラクターとカーニバルUFOキャッチャーブースで主人に会う機会を狙うぬいぐるみコンビ「ダッキー」と「バニー」、友人に恐ろしく執着する人形「ギャビー・ギャビー」など、新たなキャラクターたちのハーモニーが印象的だ。何よりも俳優のキアヌ・リースブが声優として出たカナダの伝説的スタントマン人形「デューク・カブーン」の活躍が目立つ。20日公開。全体観覧可。


李?? baltika7@donga.com