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「ドクターヘリの音は命」キャンペーン、米国で初の参加者

「ドクターヘリの音は命」キャンペーン、米国で初の参加者

Posted June. 17, 2019 08:39,   

Updated June. 17, 2019 08:39

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東亜(トンア)日報が進めている「ドクターヘリの音は命です(ソセン)」のキャンペーンが、米国でも広がっている。米スタンフォード大学医学部のイ・ジンヒョン教授は16日、大学キャンパスで、米国の研究者たちと一緒に参加した「ソセン」キャンペーンの映像を自分のソーシャルメディア(SNS)に掲載した。米国でソセン・キャンペーンの最初の参加者が出たのだ。

韓国女性としては初めて、スタンフォード大学医学部の終身教授に任用されて在職しているイ教授は同日、「ドクターヘリの音は命、ドクターヘリ is life」と言った後、仲間と一緒に「goソセン」を力強く叫んだ。続いて、イ教授と一緒に働く米研究者たちが、それぞれバルーンを持って「ドクターヘリ is life」を一緒に叫んで風船を割った。

イ教授は、東亜日報との電話インタビューで、「韓国で広がっているソセン・キャンペーンの趣旨がよかったので、参加することになった」としながら、「米国の人々にソセン・キャンペーンを紹介したところ、高い関心を示しながら動画を撮ることに喜んで参加した」と語った。米国では、救急車や航空救急(救急医療専用機)などが通り過ぎる時は騒音苦情を提起しないことはもとより、積極的に協力する文化が定着している。

電子工学を専攻したイ教授は、半導体回路を治すように脳回路を治療するという概念を脳疾患の研究で初めて導入した。神経細胞地図を作成し、脳疾患の早期診断と治療の可能性を証明した。イ教授の研究成果は、てんかん、パーキンソン病、認知症治療剤の開発など、現代人の不治の病の治療のために大きく注目されている。

氏は、「ここのシリコンバレーの多くの方々が、ソセン・キャンペーンに参加してほしい」と願った。イ教授は、次のリレー参加者に、シリコンバレーに本社を置く遺伝子診断と遺伝子ビッグデータ専門会社「アヴェッリーノ」のイ・ジン代表を指名した。


李眞漢 likeday@donga.com