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2019ツール・ド・コリア二日目は独立記念館で出発、館長が選手たちにエールのメッセージ

2019ツール・ド・コリア二日目は独立記念館で出発、館長が選手たちにエールのメッセージ

Posted June. 13, 2019 08:47,   

Updated June. 13, 2019 08:47

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「独立記念館の美しい景色を観賞しながら独立運動の意味を噛みしめる時間になってほしいです」

東亜(トンア)日報と国民体育振興公団が共同主催する国際サイクル連盟(UCI)ロードレース「ツール・ド・コリア2019」の2番目の経由地となる忠清南道天安市(チュンチョンアムド・チョンアンシ)にある独立記念館の李俊植(イ・ジュンシク)館長(写真)は12日、「3・1抗日独立運動や臨時政府樹立100周年となる今年、ツール・ド・コリアのライダーたちが独立記念館訪問を歓迎する」とし、このように述べた。選手たちは12日、全羅北道群山(チョルラブクド・クンサン)のウンパ遊園地を出発して天安市に到着し、一泊した後、翌13日に独立記念館で全605.2キロの大レースの二日目を始める。

李館長は、「独立記念館も外部から自転車を持ってきたり、境内に置いてあるのを借りて境内を見学する自転車ツアーが可能だ」とし、「キャンピング場もリニューアルを終えて今年4月にリオープンしたので利用できる」と話した。

天安市は延べ271.2キロにおよぶ生活およびレジャー型の自転車道路を作っている。このうち、北面延春里(プクミョン・ヨンチュンリ)~木川(モクチョン)の龍淵(ヨンヨン)貯水池~独立記念館の24.8キロ区間の景色が美しい。

独立記念館は忙しい1年を送っている。李館長は、「2月28日に政府が主催した3・1運動および臨時政府樹立100周年記念行事の前夜祭をはじめ各種記念行事が相次いでいる」とし、「臨時政府特別展に次いで光復節(クァンボクチョル=独立記念日)の行事を準備している」と話した。

記念館側は、今年から米州以外にも欧州に独立記念館の在外同胞向けの歴史教育コンテンツを普及することにした。李館長は、「国難克服の歴史が分かる独立記念館でツール・ド・コリア参加選手たちがエネルギーをもらって最後まで無事レースを終えることを願う」と話した。


池明勳 mhjee@donga.com