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現代建設、3兆ウォンのイラク海水処理施設を受注

現代建設、3兆ウォンのイラク海水処理施設を受注

Posted May. 23, 2019 08:32,   

Updated May. 23, 2019 08:32

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現代(ヒョンデ)建設がイラクで、3兆ウォン近いプラント建設工事を受注した。現代建設の今年初の海外受注だ。

22日、現代建設はイラクの石油部傘下のバスラ石油会社が発注した24億5000万ドル(約2兆9400億ウォン)規模の海水処理施設工事を単独で受注したと発表した。通常、原油生産を増やすためには、油田から吸い上げた原油の分だけ水を入れなければならない。現代建設が受注した今回の工事は、一日に海水500万バレルをイラク南部のバスラ油田に入れることが可能で、水で浄水する施設を作るものだ。工事期間は、着工後49ヶ月で、着工時期は決まっていない。

今回の工事の受注には、1月に韓イラク国交正常化30周年を迎えてイラクを訪れた韓国外交特使団の役割が大きかった。鄭鎭行(チョン・ジンヘン)現代建設副会長も特使団と同行して、受注に貢献した。1977年にイラクに初めて進出した現代建設は、カルバラ製油工場(写真)の受注など、2014年までにイラクで70億ドル(約8兆4000億ウォン)分を受注した。

現代建設側は、「二度にわたるイラク戦争の期間中も、現場を守りながら信頼関係を築いたのが今回の受注の主な要因として働いた」とし、「今後も、イラク再建のための精油工場、電力設備、住宅などの受注に乗り出したい」と強調した。


朴在明 jmpark@donga.com