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早くも真夏の暑さ、エアコンやスイカなどの夏商品が飛ぶように売れる

早くも真夏の暑さ、エアコンやスイカなどの夏商品が飛ぶように売れる

Posted May. 20, 2019 07:53,   

Updated May. 20, 2019 07:53

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5月初めから真夏の暑さに見舞われたことで、大手スーパーやデパートではエアコン、スイカ、アイスクリームなど、夏商品の売上が高騰した。

新世界(シンセゲ)百貨店は5月1〜16日、エアコンが主力製品であるスマート家電の売上が前年同期比34.7%も伸びたと、19日明らかにした。スマート家電の売上は、2017年の同期は14.9%、昨年は16%が伸びたが、今年は例年の約2倍に伸びた。エアコンの売上増加の時期も半月ほど速くなった。5月中旬以降に販売台数が伸びた例年と違って、今年は5月初めから顧客が殺到した。

Eマートでも同期間(5月1〜16日)、エアコンは62%、エアコンの補助家電であるサーキュレーターは104%も売上が伸びた。粒子状物質の影響で空気清浄機能が含まれているエアコンの販売台数が急増した。Eマートによると、2017年全体のエアコン売上のうち、22%だった空気清浄エアコンは、昨年は35%、今年に入ってから5月まで全体の70%を占めた。

時ならぬ暑さに見舞われたことで、新世界百貨店とEマートは、店舗ごとに様々なエアコンの割引イベントに突入した。新世界百貨店・食品生活担当のキム・ソンジン常務は、「昨年の記録的猛暑を経験した客が、5月初めから早い暑さと粒子状物質が重なったことで、エアコンの購入を急いでおり、例年より早くエアコンの売上が伸びている」とし、「5月だが、初夏の暑さに備えるために冷房家電のイベントを早めに行うことになった」と語った。

Eマートは最近、売り上げが伸びた夏の代表フルーツ・スイカをはじめ、ミネラルウォーター、アイスクリーム、クールビズ衣類等の割引イベントを行っている。ロッテマートは29日までを「セルフ防疫準備期間」と定め、暑さのために早めに出現した蚊を撲滅するための殺虫剤と蚊除け剤、燻蒸機など、様々な防疫用品の割引販売を手掛けている。


ヨム・ヒジン記者 salthj@donga.com