Go to contents

米LA総領事館、「5月の家庭の月」を迎え、韓国人養子の家族探し支援事業を開始

米LA総領事館、「5月の家庭の月」を迎え、韓国人養子の家族探し支援事業を開始

Posted May. 04, 2019 08:37,   

Updated May. 04, 2019 08:37

한국어

米ロサンゼルス総領事館が2日(現地時間)、「5月の家庭の月」に合わせて、韓国人養子たちの家族探し支援事業を始めることを明らかにした。総領事館は同日、関連内容をサイトに公示し、「韓国にいる家族を探すことを希望する韓国人養子たちに遺伝子検査キットを提供する」と明らかにした。

検査を希望する人は、まず総領事館に電子メール(consul-la@mofa.go.kr)で予約し、総領事館で遺伝子検査を受けることができる。総領事館側が、検査を支援するソウル西大門(ソデムン)警察署に関連情報を伝え、その後、中央養子縁組院遺伝子データベースに照らし合わせ、依頼者に結果を通知する方式で行われる。ロサンゼルス総領事館側によると、3日午後3時から始まった検査にすでに3人の韓国人養子たちが依頼したという。

総領事館は、「韓国人養子たちの権利増進に向けてネバダ州議会と協議した結果、8日にネバダ州下院が米市民権を得られない養子たちに市民権の付与を支持する内容の決議文を発表する予定だ」と明らかにした。

AP通信報道によると、今年1月基準、米国に養子縁組された韓国人のうち市民権が得られず韓国に戻ったのは5人。韓国の家族が分からず韓国語も話せない人は、米国に戻ることもできず、辛い日々を送っているという。AP通信は、「彼らの多くが精神的に病み、暴行や犯罪などで韓国でも懲役刑を言い渡された」と伝えた。このうち1人は今年初め、韓国政府と養子縁組機関のホルト児童福祉会に対して訴訟を起こした。


任寶美 bom@donga.com