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ポンペオ氏、「米朝会談の調査チーム、すでにアジアに派遣」

ポンペオ氏、「米朝会談の調査チーム、すでにアジアに派遣」

Posted February. 01, 2019 07:39,   

Updated February. 01, 2019 07:39

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ポンペオ米国務長官が先月30日(現地時間)、「2月末までに2回目の米朝首脳会談を開く。アジア某所にすでに(調査)チームを派遣した」と会談の開催を公式化した。

ポンペオ氏は同日、FOXニュースとのインタビューで、「私たちは2月末に会談をすると考える。それが計画だ」とし、「北朝鮮が現在同意し、私たちも北朝鮮に同意した」と話した。そして、「トランプ米大統領と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の2回目の会談に向けた土台づくりをしている。これは、韓半島の非核化だけでなく北朝鮮住民の明るい未来のための土台づくりだ」と説明した。

これは、首脳会談の準備のための実務チームが現場で作業を活発に行っているという意味とみえる。会談場所は、ベトナムのダナンまたはハノイが有力視されている。

こうした中、米国務省のビーガン北朝鮮政策特別代表は31日、カリフォルニア州のスタンフォード大学で、アンドリュー・キム元中央情報局(CIA)コリアミッションセンター長など大学の韓半島専門家らと非公開の会合を行うという。ビーガン氏は同日、「米国の最終的かつ完全に検証された非核化(FFVD)の努力」を主題に講演を行う。

スタンフォード大アジア太平洋研究センター(APARC)訪問学者として在職しているキム氏は、昨年退任するまで米朝首脳会談の水面下の調整を主導した「キーマン」だったので、米朝実務接触を控え、ビーガン氏が「ブレインストーミング」次元の対応戦略を協議する可能性もある。

ビーガン氏は、寧辺(ヨンビョン)核施設を数回訪れたジークフリード・ヘッカー教授とも会って、核査察検証について助言を聞くという。ブッシュ政権時代に6者協議を指揮したライス元国務長官、「ペリープロセス」の立役者であるペリー元国防長官との会合も調整中だ。


パロアルト=キム・ジョンアン ワシントン=イ・ジョンウン特派員 lightlee@donga.com