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新法院行政処長に趙載淵裁判官を任命

Posted January. 05, 2019 07:33,   

Updated January. 05, 2019 07:33

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金命洙(キム・ミョンス)大法院長(最高裁長官)は4日、趙載淵(チョ・ジェヨン)裁判官(63)を法院行政処長に任命した。前任の安哲相(アン・チョルサン)裁判官が3日、処長を辞任して裁判官として裁判に専念したいという意思を大法院長に伝えたとメディアに明らかにした翌日だ。

江原道東海(カンウォンド・トンへ)出身の趙氏は、1974年にトクス商業高校を卒業し、同年、韓国銀行に入って社会に初めて足を踏み入れた。その後、放送通信大学を経て、80年に成均館(ソンギュングァン)大法学部を卒業し、同年、司法試験に首席で合格した。82年からソウル民事地裁で11年間判事を務め、93年から24年間、弁護士として活動した。この期間、公正取引委員会約款審査諮問委員、政府公職者倫理委員、放送通信審議委員会規制審査委員、未来創造科学部顧問弁護士などを務めた。

趙氏は17年7月、梁承泰(ヤン・スンテ)大法院長(当時)の任命推薦で裁判官になった。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が任命した初の裁判官だ。大法院は、「趙氏はバランスが取れている見解をもとに社会的弱者や少数者の保護、人権の伸長、民主的な市場経済の秩序確立など韓国社会の憲法的価値の守護に尽くした」と明らかにした。


イ・ホジェ記者 hoho@donga.com