Go to contents

金命洙大法院長、「正義かつ独立した裁判所を作るために全力を傾ける」

金命洙大法院長、「正義かつ独立した裁判所を作るために全力を傾ける」

Posted January. 01, 2019 08:13,   

Updated January. 01, 2019 08:13

한국어

金命洙(キム・ミョンス)大法院長(最高裁、写真)は、2019年の新年の辞で「裁判の透明性と公正性を拡大する方策を講じ、司法行政権が裁判の独立を侵害しないように制度的装置を用意したい」と、昨年12月31日に明らかにした。

金大法院長は、「昨年一年間、裁判所を巡って繰り広げられた一連の出来事で衝撃と怒りを感じ、裁判と裁判官の独立が疑われ、裁判の公正性に対する信頼が揺らぐ状況について心配と懸念をしておられることを知っている」と述べた。

金大法院長は、「新年は国民から信頼される裁判所になれるよう、その基礎を固めなければならないときだ」とし、「私は、既に約束した『良い裁判』を実現することで『正義かつ独立した裁判所』を作るために今年一年間全力を尽くしたい」と強調した。金大法院長はまた、「司法部のメンバーは裁判そのものに専念することにより、国民のための適正かつ充実した裁判の実現に全力を尽くすことになるだろう」と語った。昨年9月の就任以来、強調してきた司法改革を、新年も引き続き推進するという意志を示したのである。

金大法院長は、「司法部の努力が大事な実を結び、韓国社会のあちこちに民主と法治が定着できるように、常に温かく励まし、応援していただきたい」と訴えた。


イ・ホジェ記者 hoho@donga.com