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大統領府が豊山犬を国有財産に登録、子犬6頭の個人分譲は不可

大統領府が豊山犬を国有財産に登録、子犬6頭の個人分譲は不可

Posted November. 27, 2018 08:24,   

Updated November. 27, 2018 08:24

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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が文在寅(ムン・ジェイン)大統領にプレゼントした豊山(プンサン)犬「コミ」が最近、6頭の子犬(写真)を産んだ中、大統領府がこの北朝鮮の豊山犬を「国有財産」に登録したことが分かった。

大統領府の関係者は26日、「金委員長がプレゼントした豊山犬2頭と子犬たちは、首脳会談のプレゼントなので、文大統領の個人所有ではなく国の財産だ」とし、「餌代など様々な費用も大統領が私費で払う他のペットとは違って、国の予算で支給している」と語った。

金委員長は9月、平壌(ピョンヤン)南北首脳会談の後、文大統領に豊山犬「コミ」と「ソンガン」一組をプレゼントした。北朝鮮で子犬を孕んだまま韓国にきたコミが、9日、子犬6頭を出産したことで、金委員長がプレゼントした豊山犬は計8頭に増えた。これを受け、一部の大統領府の秘書たちは、豊山犬の子犬に名前を付け、自宅で飼えないかと問い合わせたという。しかし、金委員長がプレゼントした豊山犬と子犬たちは国の所有であるだけに、一般分譲は不可能だというのが大統領府の説明である。


ムン・ビョンギ記者 weappon@donga.com