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アイスダンスのミン・ユランとゲムリン組、「独島」歌詞でISUに音楽の使用問題を問合せ

アイスダンスのミン・ユランとゲムリン組、「独島」歌詞でISUに音楽の使用問題を問合せ

Posted February. 07, 2018 08:53,   

Updated February. 07, 2018 08:53

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平昌(ピョンチャン)冬季五輪のフィギュアスケート・アイスダンスに韓国代表で出場するミン・ユラ(23)、ゲムリン・アレクサンダー(25)組が音楽に含まれた「独島(トクト)」歌詞のため音楽を修正することもあり得る状況に追い込まれた。

ミン・ユラ組はフリーダンスのBGMで歌手ソヒャンの「独りアリラン」を使う。問題になったのは歌詞の中に「独島よ、昨晩はよく眠れたか」という部分。

大韓氷上競技連盟の関係者は6日、「歌詞に独島が含まれている音楽を五輪で使っても良いのかというファンからの質問が多かった」とし、「ややもすれば独島歌詞が問題となって失格となることもあり得るので、事前に問題になることを防ぐたため、国際スケート連盟(ISU)に問い合わせている状態だ」と話した。大韓氷上競技連盟はISUの回答が出れば国際オリンピック委員会(IOC)に独島歌詞を使用可能かどうかを最終的に確認する予定だ。

ミン・ユラ組は昨年ISUネーベルホルントロフィー大会と韓国で行われた五輪代表選考会などでは独島の歌詞が入った原曲を使った。連盟の関係者は、「IOCは、五輪競技に政治問題やニュアンスが反映されるのを禁じている。2012年ロンドン五輪でサッカー韓国代表チームのパク・ジョンウが『独島パフォーマンス』をして、一時メダルを剥奪されたが、同じような状況が発生しないようにするための措置だ」と説明した。現在、ミン・ユンラ組は原曲と独島の歌詞を削除して新しく編曲した曲の2つのバージョンを準備している。

南北が平昌五輪に合同入場する際に独島が削除された韓半島旗を使用することにするなど、韓半島旗の領土表示を巡って議論が起きている中、フィギュアの音楽を修正する可能性まで取り沙汰されると、一部ファンは強く反発している。一部のネットユーザーは、「わが国で開催される競技なのに、なぜ歌詞に独島を使えないのか納得できない」「観客が独島歌詞を歌ってあげるべきだ」などと反応した。

一方、観客は五輪競技場で独島が入った韓半島旗を使って応援するのは可能だ。平昌五輪組織委員会の関係者は、「観客が独島が入った韓半島旗を持ってくることまで止めることはできない」と話した。


鄭允喆 trigger@donga.com