粒子状物質で覆われた空気、深夜まで灯りの消えないオフィス、困難に直面したときに支援の手を求めるところのない絶望感…。
韓国の生活質が経済協力開発機構(OECD)の38加盟国のうち28位であることが明らかになった。OECDが先月31日に公開した「よりよい生活指数(Better Life Index)」によると、韓国は2012年は24位、2015年は27位で、今年は28位とさらに悪化している。この指数は、住居や所得、職業、共同体、教育、環境、市民参加、健康、暮らしへの満足度、安全、仕事と生活とのバランスの11部門を評価して算出する。
韓国は、環境や共同体意識、仕事と暮らしとのバランスの3つの部門で最下位圏だった。環境部門の順位は最下位だった。韓国の微小粒子状物質の濃度は、1立方メートルあたり29.1マイクログラムで、OECD加盟国の中で最も高かった。これは世界保健機関(WHO)が示した基準値(1立方メートルあたり10マイクログラム)の3倍に上る。
共同体部門の順位は37位だった。「困難に直面したとき、支援を受けられる親戚や友人、隣人がいる」と答えた割合は75.8%で、OECD平均(88%)より12%ポイント低かった。
仕事と暮らしとのバランスは、トルコ(38位)やメキシコ(37位)に次いで3番目に低い評価を受けた。特に、1週間の平均勤務時間が50時間以上の労働者の割合は23.1%で、OECD平均である13%を大幅に上回った。
このほか、教育(6位)や市民参加(10位)部門は上位圏に、住居(17位)や職業(17位)、安全(21位)、所得(24位)は中位圏に、暮らしへの満足度(31位)と健康(35位)は下位圏だった。
今年の暮らしの質の総合評価順位の首位はノルウェーで、豪州やデンマーク、スイス、カナダがその後を次いだ。
파리=전승훈특파원 パリ=チョン・スンフン特派員 raphy@donga.com






