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日本、AIIB参加視野に最大で15億ドル出資を検討

日本、AIIB参加視野に最大で15億ドル出資を検討

Posted April. 09, 2015 07:22,   

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日本政府が中国が主導して設立するアジアインフラ投資銀行(AIIB)への加盟を慎重に検討している。最終結論は6月に開かれる日中間の財務相会談の結果を踏まえて出すと見られる。

共同通信が8日に報じたところによると、日本政府はAIIB加盟を国益に立脚して判断する方針を決めたという。参加する場合、出資金は最大で15億ドル(約1兆6300億ウォン)を想定している。実現すれば、中国に次ぐ巨額の出資となるが、それに見合った影響力を確保できるかは不透明だと、同通信は指摘した。

麻生太郎副首相兼財務相は7日の記者会見で、「6月に北京で(日中)両国が経済問題について協議するだろう。日本のAIIB参加も議題の一つだ」と明らかにした。日中財務相会談は3年2ヵ月ぶり。

日本は、AIIBに関連して、これまで中国側に公正で透明な組織運営を要求しながら参加表明を見送ってきた。日本は、6月の日中財務相会談で自国の要求内容が十分に受け入れられるのかを見極める方針だ。その結果を踏まえて、安倍晋三首相が参加問題を最終的に判断する予定だ。



lovesong@donga.com