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韓米日の軍事情報共有、MOU締結に向けて作業部会稼動へ

韓米日の軍事情報共有、MOU締結に向けて作業部会稼動へ

Posted June. 02, 2014 08:31,   

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金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官とヘーゲル米国防長官、日本の小野寺五典防衛相は先月31日、シンガポールで韓米日3国の国防長官会談を開き、北朝鮮の核やミサイルの脅威に関する情報共有問題を引き続き検討することにしたと、国防部が1日明らかにした。

3国の国防長官は、3国間で北朝鮮関連の軍事情報を共有する問題を事務レベルで協議するため、「作業部会」(working group)を稼動することにした。国防部の関係者は、「作業部会では北朝鮮の核とミサイルの脅威に関連した情報の共有を、どのレベルでどういう形で行うかについて話し合うことになるだろう」と話した。3国の国防長官が北朝鮮の核やミサイルの脅威に関する情報共有の必要性を認めているだけに、3国間の情報共有に関する了解覚書(MOU)の締結に向けた作業が本格化しそうだ。

しかし、日本政府が独島(トクト)領有権を主張し歴史問題で挑発的言動を続ける場合、3国間のMOU締結は難航するだろう、との見方も多い。また先日は、日本が北朝鮮と拉致問題の全面的な再調査や対北朝鮮制裁の解除などに電撃的に合意しており、今後の日朝関係の動きも3国間の情報共有に重要な影響要因になりそうだ。

一方、日本の集団自衛権問題に関連し、金長官は小野寺防衛相に「韓国側の要請を抜きにして日本自衛隊戦力が韓半島に入ることはできない」という韓国政府の公式立場を明確に伝えたと、金鏜奭(キム・ミンソク)国防部報道官が明らかにした。