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故金総書記誕生日行事に李雪柱氏と金敬姫氏現れず

故金総書記誕生日行事に李雪柱氏と金敬姫氏現れず

Posted February. 17, 2014 04:38,   

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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党第1書記が16日0時、故金正日(キム・ジョンイル)総書記の72回目の誕生日(いわゆる「光明星節」)を迎え、錦繡山(キムスサン)太陽宮殿を参拝したと、朝鮮中央通信が同日配信した。李雪柱(イ・ソルジュ)夫人は同行しなかったが、健康異常説が流れている金敬姫(キム・ギョンヒ)労働党書記(金総書記の妹)の姿もなかった。金第1書記は、軍首脳部と一緒に錦繡山太陽宮殿で金日成(キム・イルソン)、金正日親子像に敬意を表し、最高司令官名義の花かごを供えた。

労働新聞は同日付の1面で、「偉大なる金正日同志は、白頭(ペクトゥ)山大国の永遠な嶺上である」と題した社説を掲載し、金日成・金正日親子から金第1書記へと引き継がれる「白頭血統」を強調し、忠誠を誓った。「光明星節」を迎え、平壌(ピョンヤン)体育館で前日(15日)に開かれた中央報告大会も金第1書記への忠誠を誓う決議大会として行われた。昨年とは違い、金第1書記が報告大会に出席し、会場には「金正恩同志の周辺に団結し団結しよう」「金正恩同志を首班とする党中央委員会を命で死守しよう」などのスローガンが掲げられた。

北朝鮮は16日、キム・ラッキョム戦略ロケット軍司令官を上将(韓国軍の中将に相当)に昇進させるなど、軍部の人事を行った。戦略ロケット軍は、中長距離ミサイルを指揮、管理する組織だ。今回の人事では、尹東玄(ユン・ドンヒョン)人民武力部副部長ら8人が中将(韓国軍の少将に相当)に昇進し、ソン・ハクチョルら29人は少将(韓国軍の准将に相当)になった。毎年、北朝鮮は、光明星節を控えて軍部を励まそうと、将官級の昇進人事を行っている。