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新しい光化門広場の迂回路、予定通りに開設へ

新しい光化門広場の迂回路、予定通りに開設へ

Posted May. 16, 2019 07:49,   

Updated May. 16, 2019 07:49

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新しい光化門(クァンファムン)広場の造成のための景福宮(キョンボクグン)前の社稷路(サジクロ)の迂回路の開設が当初の計画通りに推進される。今年1月、ソウル市が新しい光化門広場の設計案を発表すると、行政安全部(行安部)が「ソウル市の計画は、行安部と合意を経ていないものだ」として反発したことでふくらんだ対立は一段落した。

ソウル市は社稷路迂回路の開設を柱とする世宗路(セジョンノ)地区単位計画の変更のために、住民閲覧などの行政手続きに入ると、15日明らかにした。ソウル市は、迂回路の開設が新しい光化門広場を造成する出発点だと説明している。

迂回路は今年2月、世宗市の政府世宗庁舎に移転するまで、行安部が使用していた政府ソウル庁舎の保育園や陳情室、警備隊、景色オフィスなどを通過する。道路建設のためには、これらの建物は撤去しなければならない。このため、ソウル市が設計案を出すと、当時の金富謙(キム・ブギョム)行安部長官は直接「絶対受け入れられない」と主張した。これに対して、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は、「絶対できないことなど、どこにあるのか」と切り返すなど、両機関長が対立する姿を見せた。

15日、ソウル市と行安部によると、双方は迂回路を設置することに合意し、そのために保育園、陳情室などを移す代替地を探すことにした。詳細な内容は、引き続き協議することにした。

ソウル市は同日、光化門広場の世宗大王像の移転については、市民の意見を収集して決めるという従来の立場を再確認した。ソウル市によると、銅像の移転は迂回路開設のように地区単位計画の変更が必要な事案ではないので、政策で決めればいいとしている。


韓友信 hanwshin@donga.com