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柳賢振、メジャー6年目で自身初の「週間MVP」に選出

柳賢振、メジャー6年目で自身初の「週間MVP」に選出

Posted May. 16, 2019 07:50,   

Updated May. 16, 2019 07:50

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9回完封勝利(8日のアトランタ・ブレーブス戦)に続いて8回1安打無失点の勝利(13日のワシントン・ナショナルズ戦)。先週1週間、最高の成績を挙げた柳賢振(リュ・ヒョンジン=32、ロサンゼルス・ドジャース、写真)が2013年にメジャーリーグデビュー以降初めて週間MVPに選ばれた。

メジャーリーグ事務局は14日、ナショナルリーグの週間MVPに柳賢振を選出したと発表した。アメリカンリーグはノーヒットノーランを達成した投手マイク・ファイアーズ(オークランド・アスレチックス)と外野手ジョージ・スプリンガー(ヒューストン・アストロズ)が共同受賞した。

韓国選手では5度目の受賞だ。「コリアン特急」朴賛浩(パク・チャンホ)が‘ドジャース所属だった2000年に初めて受賞し、金炳賢(キム・ビョンヒョン=当時アリゾナ・ダイヤモンドバックス)が2002年に、秋信守(チュ・シンス=テキサス・レンジャーズ)がクリーブランド・インディアンス時代の2010年4月20日と同年9月21日に2度受賞した。最近ではピッツバーグ・パイレーツの姜正浩(カン・ジョンホ)が2016年9月12日に受賞した。

シーズン全体を見ても柳賢振はデビュー以来最高の活躍を見せている。イニング当り出塁許容率(WHIP)は0.73でメジャーリーグ全体1位で、防御率は1.72で3位に入っている。52回と3分の1を投げる間、四球は3つだけを与えたのに対し、三振は54個も取り、四球当り三振の割合(18.00)も1位だ。

ESPNは、柳賢振を「制球のマジシャン」と呼び、レジェンド投手グレッグ・マダッグス(53)と比べた。マダックスは抜群の制球力で355勝を挙げ、殿堂入りした大投手だ。8日に完封勝利を挙げる日、柳賢振のボールを受けたベテラン捕手ラッセル・マーティンは、ESPNのインタビューで「以前、柳賢振のような投手のボールを受けたことがある。外ならぬマダックスだ」と話した。ESPNは、「柳賢振は速球やチェンジアップ、カッターなど多様な球種を正確な位置に投げる。捕手は彼のボールを捕球するためにミットを大きく動かす必要がなかった」と伝えた。


李憲宰 uni@donga.com