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「金浦空港で車椅子電動化キットを貸します」

「金浦空港で車椅子電動化キットを貸します」

Posted April. 18, 2019 10:05,   

Updated April. 18, 2019 10:05

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韓国空港公社は15日から、金浦(キムポ)空港から海外旅行に出かける障害者のための「車椅子電動化キットシェアリングサービス」を提供していると、17日明らかにした。

車椅子電動化キットのシェアリングサービスは、手動車いすに簡単なツールを取り付けて、機内で電動車椅子のように簡単に操作し、移動できるように支援するためのものだ。電動車椅子用バッテリーは、国際航空運輸規則等による持ち込み禁止品であるうえ、電動車いすは手動車いすのように折り畳めないので、多くのスペースを占めることになるため、機内に持ち込めない問題を解消する案だ。インターネット(www.wheelshare.kr)で申請後、航空機出発3時間前に空港で担当者に会ってキットを受け取り、取り付けるだけだ。無料で利用できる。

昨年から障害者や高齢者、妊婦などの交通弱者のための移動サービスも運用している。全国14の地方空港から電話(1661-2626)で事前予約をするか、空港に到着してサービスを要請すれば、専門要員が直接電動カートで、航空会社のチェックインカウンターまでの移動をサポートする。このサービスは、月平均6万4000人が利用している。

交通弱者のための出入国手続きの優遇サービスを施行し、身分確認、セキュリティ検索、出入国審査までを専用通路で速やかに終えることができる。手続きを終えた障害者が車椅子に乗って航空機に搭乗できるように、車いすリフト、フラット・ボーディングブリッジなどを設置している。

孫昌浣(ソン・チャンワン)韓国空港公社社長は、「交通弱者が空港をより便利に利用できるように、さまざまなサービスを継続的に増やしていきたい」と述べた。


黃金泉 kchwang@donga.com