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進化を続ける「乗り物」はどんな未来をもたらすだろうか

進化を続ける「乗り物」はどんな未来をもたらすだろうか

Posted December. 15, 2018 08:39,   

Updated December. 15, 2018 08:39

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豪州のパース空港に降り立つとすぐに「ウーバーゾーン」から探した。現地時間で午前6時だったが、アプリケーション(アプリ)にホテル名を入力してから2分後に車が到着した。経由地のマレーシアのクアラルンプールでは、東南アジアのウーバーと呼ばれる「グラブ」を利用して市内を見て回った。休暇を終えて仁川(インチョン)空港から家に帰ってくる時は「ソカー」を1時間借りて運転してきた。

このように、記者の休暇は、開始から終了まで共有車と一緒だった。今はスマートフォンさえあれば、国内外のどこにも行ける。5年前までは想像すらできなかったが、すでにあまりにも慣れてしまった「乗り物の進化」。著者はこれを「モビリティ革命」と呼ぶ。車両共有サービスだけではない。自律走行車分野が私たちの生活にもたらす変化はなおさら大きい。モビリティ分野は、世界屈指の情報技術(IT)企業がしのぎを削っている第4次産業革命の最前線である。著者は、韓国が「モビリティの墓」という汚名を拭うためには、政府が主導権を企業に渡すべきだと主張する。ただ、技術発展の犠牲になるかもしれない伝統的輸送産業従事者たちの生計の悩みも、また一緒にしなければならない。


イ・ジウン記者 easy@donga.com