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「トランプ氏抜きで」 日中ロ首脳が東方経済フォーラムで二国間会談

「トランプ氏抜きで」 日中ロ首脳が東方経済フォーラムで二国間会談

Posted September. 11, 2018 07:44,   

Updated September. 11, 2018 07:44

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11日から3日間、ロシアのウラジオストクで開かれる東方経済フォーラム(EEF)を機に、ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席、安倍晋三首相が立て続けに2国間首脳会談を行う。「孤立無援の将軍」トランプ米大統領を除く3強の「ストロングマン」が一堂に会して膝を突き合わせる。日中ロ皆、貿易問題や北朝鮮の非核化、経済制裁問題などをめぐって米国と意見の対立が一つはある状況なので、トランプ氏を除く3国の首脳が一堂に会することだけでも関心が集まっている。

 

プーチン氏は、フォーラム開催前日の10日夕方、安倍氏と首脳会談を行い、両国の経済協力と平和協定の締結、北方領土問題、北朝鮮の非核化について議論した。11日にはプーチン氏と習氏の首脳会談が予定されている。2015年に始まり、今年で4回目を迎えたEEFに習氏が参加するのは初めて。中国はこれまで、副首相や全国人民代表大会副委員長が参加した。中国国営メディアは、習氏のEEF参加を報道し、「中国とロシアの全面的戦略協力パートナー関係が今年からさらに高い水準になった」と評価した。日中両国も、習氏と安倍氏の12日の首脳会談を推進している。

EEFは、ロシアが極東地域の開発に向けた投資誘致と周辺国との経済協力の活性化のために15年から毎年9月に開催している国際会議だ。「極東、可能性の範囲拡大」をテーマに開かれる今回の会議には、各国の首脳級要人や企業家、学者など約6千人が参加する。韓国からは、李洛淵(イ・ナクヨン)首相が参加する。李氏は11日に安倍氏、モンゴルのバトトルガ大統領と、12日にはプーチン氏と面談する予定だ。


丘佳仁 comedy9@donga.com · 尹完準 zeitung@donga.com