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金九の眠った孝昌公園が独立運動の聖地になる

金九の眠った孝昌公園が独立運動の聖地になる

Posted August. 17, 2018 10:04,   

Updated August. 17, 2018 10:04

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白凡金九(キム・グ)先生と尹奉吉(ユン・ボンギル)義士の墓と安重根(アン・ジュングン)義士の仮の墓など、独立運動家8人の墓が造成されている「独立運動聖地」ソウル龍山区(ヨンサング)の孝昌(ヒョチャン)公園が、国が直接管理する独立運動記念公園に生まれ変わる。

国家報勲処は16日、「来年は3・1独立運動と臨時政府樹立100周年であるだけに、これを機に孝昌公園の独立運動記念公園化を本格的に推進することにした」と明らかにした

報勲処の今回の決定は、報勲処諮問機関である国民中心報勲革新委員会の勧告によるものだ。国民中心報勲革新委員会は今月10日、報勲処が孝昌公園を直接管理し、公園内に独立運動と関連のない施設を見直して、独立運動記念公園として造成することを勧告したことがある。

5万1800坪に及ぶ孝昌公園内には、現在、白凡金九先生のお墓をはじめ、李奉昌(イ・ボンチャン)・尹奉吉・白貞基(ぺク・ジョンギ)義士が埋葬された三義士の墓域と安重根義士の仮の墓、李東寧(イ・トンニョン)・車利錫(チャ・イソク)・曺成煥(チョ・ソンファン)先生が埋葬された臨時政府要人の墓域がある。白凡記念館と李奉昌義士の銅像、義烈祠、チャンヨルムンなど独立運動関連施設も造成されている。しかし孝昌運動場、元暁(ウォンヒョ)大使像など、独立運動と関連のない施設も混在していて、これらを移転する必要があるという指摘が提起されてきた。

また、孝昌公園の所有者もソウル、龍山区(ヨンサング)、国(文化財庁)に分かれている上、管理主体も公園内施設ごとにまちまちであることも問題点として提起された。史跡第330号に指定されているのに所有者と管理主体が複数に分かれており、体系的な管理が難しいという。これを受け、報勲処は、まず公園敷地のうち、ソウル市と龍山区の所有地を国有地に転換し、内部施設も独立運動関連施設を中心に再配置することで、全体的に公園を再整理して新しい形の独立公園を作る計画だ。

報勲処は光復節(日本植民地からの独立日)である15日から、具体的な事業推進対策をまとめるための詳細計画の策定に着手した。文化財庁など関係省庁との協議を経て、来年からは関連研究を発注するなど、独立公園化事業を本格的に進める方針だ。報勲処の関係者は、「公園内に独立運動教育施設を作るなど、公園全体を独立運動の精神を記憶する空間に再造成する」と明らかにした。


孫孝珠 hjson@donga.com