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北朝鮮・労働新聞、「金にならない協力だけしようとする」と文政権を揶揄

北朝鮮・労働新聞、「金にならない協力だけしようとする」と文政権を揶揄

Posted August. 01, 2018 09:37,   

Updated August. 01, 2018 09:37

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北朝鮮の報道機関が31日、韓国政府に対北制裁の解除を求め、開城(ケソン)工業団地の再稼働と金剛山(クムガンサン)観光の再開を促した。

同紙は、「何が南北関係の新たな旅程を遮っているのか」という論評で、「大統領府の主人は変わったが、以前の保守政権が行った開城工業地区の閉鎖や金剛山観光の中止に対する収拾策を考えることすらせず、むしろ外勢に便乗して制裁・圧力の目録に新しいことを重ねている」と非難した。金剛山観光について、「民族の名山を俯瞰するのに外勢の制裁が何の関係があるのか」と主張した。北朝鮮は、5月に4件の投資計画書を公開し、金剛山開発の意欲を明らかにしており、8月の離散家族の再会と現代峨山(ヒョンデ・アサン)関係者の訪朝を機に観光再開を求めたのだ。

同紙は、南北鉄道・道路協力については、「南朝鮮当局は、共同点検や共同調査、共同研究など金にならないことだけする考え」と主張した。「見た目だけ華やかで、内実があるのはほとんどない」、「石けんの泡にすぎない」などと不満を示した。

宣伝メディア「わが民族同士」は同日、「対北制裁の『徹底した履行』を宣伝する南朝鮮当局の不穏な振舞いは、今全ての同胞の糾弾を呼び起こしている」とし、「制裁と対話が並行され得ると考えること自体、話にならない」と批判した。


黃仁贊 hic@donga.com