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北朝鮮が3年ぶりに恩赦、拘束された韓国人も解放されるか

北朝鮮が3年ぶりに恩赦、拘束された韓国人も解放されるか

Posted July. 17, 2018 10:07,   

Updated July. 17, 2018 10:07

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北朝鮮が政権樹立70年(9月9日)を控えて3年ぶりに恩赦を断行し、慶祝ムードづくりに乗り出した。北朝鮮は労働新聞16日付1面に、最高人民会議常任委員会名義の政令を公開し、「共和国創建70周年を迎え、祖国と人民の前に罪を犯して有罪判決を受けた者に大赦を実施する」とし「内閣と該当機関は、釈放された人々が落ち着き、仕事をして生活できるよう実務的対策を立てる予定だ」と明らかにした。政令は12日に決定され、恩赦は来月1日付で施行される。

金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、執権初年度の2012年の金日成(キム・イルソン)生誕100年に、2015年には労働党創建70年に恩赦を実施した。労働新聞は同日「人民大衆第一主義を徹底して実現し、人民大衆の自主的で創造的な生活を保護」したとし、正恩氏の愛民主義を強調した。今回の恩赦について、対北制裁によって生じた住民の不満を鎮め、内部を激励する措置という見方も出ている。

恩赦の対象や規模は公開されていない。政治犯まで恩赦される場合、「国家転覆陰謀罪」や「スパイ罪」などで北朝鮮に拘束されている韓国人6人が解放される可能性も慎重に提起されている。


黃仁贊 hic@donga.com