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中国メディア「北朝鮮の核施設だけの攻撃時、軍介入は不必要」

中国メディア「北朝鮮の核施設だけの攻撃時、軍介入は不必要」

Posted April. 24, 2017 08:45,   

Updated April. 24, 2017 08:50

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中国国営メディアが、「北朝鮮が核・ミサイル開発を継続する場合、関連施設に対する米国の先制攻撃があっても、中国が北朝鮮を軍事的に支援しない可能性がある」と明らかにした。中国と北朝鮮は、相手方が武力攻撃を受けた場合、軍事的支援をすることが条約で約束された同盟国なので、今回の報道は北朝鮮に対する強力な警告となる。

中国共産党機関紙、人民日報系の「環球時報」は22日、「米国が北朝鮮の核施設に対して外科手術式の攻撃を加える場合、外交的に抑制に出るだろうが、軍事的に介入する必要はない」と明らかにした。しかし同紙は、「米国と韓国軍が38度線を越えて北朝鮮に対する侵略を展開し、北朝鮮政権の転覆に乗り出せば、中国は直ちに軍事的介入に出なければならない」とし、従来の主張を繰り返した。

米中間の北朝鮮に対する圧迫が加速化する中、米国のトランプ大統領は休日の23日午前(現地時間)、安倍晋三首相、習近平国家主席と相次いで電話会議を行い、北朝鮮核問題の解決策を話し合った。トランプ大統領は、北朝鮮が6回目の核実験を行う可能性が高まっている状況を管理するために両国首脳の協力を要請したという。特に、習主席との電話会談では、最近の中国政府の北朝鮮核抑止の努力を評価し、より具体的な北朝鮮への圧迫措置を要請したという。

これに先立ち、崔天凱・駐米中国大使は21日、ワシントン州の米大使館で開かれた米中合作映画「私たちは中国で生まれた」の上映会で、「トランプ大統領が今年下半期に中国を訪問する予定だ」と明らかにした。トランプ大統領と習主席は6、7日、フロリダ州のマー・ア・ラゴで会談を行った後、トランプ大統領の早期の中国答礼訪問で合意した。



具滋龍 bonhong@donga.com · 李承憲 ddr@donga.com