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ハリス米大使、4強大使の中で唯一「板門店宣言記念式」に不参加

ハリス米大使、4強大使の中で唯一「板門店宣言記念式」に不参加

Posted April. 29, 2019 08:31,   

Updated April. 29, 2019 08:31

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4・27板門店(パンムンジョム)宣言1周年記念式に周辺4強の大使のうち唯一、米国のハリー・ハリス駐韓国大使が参加せず、その背景に関心が集まっている。

28日、統一部などによると、27日に板門店の韓国側で開催された1周年記念式にハリス氏ではなくロバート・ラプソン副大使が大使代理の資格で参加した。4強のうち大使が参加しなかったのは米国だけだった。中国の邱国洪大使、日本の長嶺安政大使、ロシアのアンドレイ・クリーグ大使は参加した。

記念式を控えて統一部は、外交チャンネルを通じて米国大使館に「大使級」の出席を要請した。しかし、米国大使館は韓国政府に「別の予定で参加が難しい」とし、ハリス氏の不参加を通知したという。

ハリス氏は記念式の5日前、非核化の解決法と関連して韓国政府と意見が相違することを明らかにした。ハリス氏は22日、記者会見を行い、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の非核化折衷案である「グッド・イナフ・ディール」について、「(ビッグディールとスモールディールの間にある)中間段階が何か私は分からない」と述べた。そして、「非核化までは(北朝鮮に対する制裁)解除はないが、韓国政府は私(米政権)とは中間段階について情報を共有しなかった」と強調した。


黃仁贊 hic@donga.com